旅行会社社員の旅行記~ラトビア編~

■「バルトのパリ」リガ

 今回はラトビアの首都、リガを紹介します。リガはその美しい街並から「バルトの パリ」とも呼ばれ、バルト三国の中では最大の都市で、歴史地区は世界遺産にも登録されています。
 かつてはハンザ同盟に加盟し、バルト海の海運交易で栄え、その後近隣の強国に支配されながらも町は発展をとげました。この町の特徴として、ロマネスク、バロック、ゴシック、ユーゲントシュティール建築など様々なタイプの建築物が混在していることが上げられます。

■ユーゲントシュティール建築

 なかでもリガで有名なのはユーゲントシュティール建築で、これは19世紀末~20世紀初頭に流行したアールヌーボーのドイツ語圏の呼称です。
 特徴は花や植物など有機的な素材をモチーフに曲線的にデザインされている点、ガラスや鉄など新素材を使用している点などがあげられます。
 アルベルタ通りにはこの建築が数多く残っており、中には当時のインテリアや生活を再現した博物館もあり美しい螺旋階段は必見です。

■復元された名建築

 そんな美しいリガも、戦災により数多くの名建築が失われました。なかでもブラックヘッド会館はリガ を象徴する建物でしたが、第二次世界大戦で瓦礫と化しました。しかし奇跡的に古写真や資料を基に、リガ創設800年を記念し 2000年に修復復元されました。
 写真のとおり、見事に復元された市庁舎広場はかつてのように市民と観光客で賑わっています。
2014年にユーロ導入となり、より旅のしやすくなったリガへ、是非足を運んでみてください。