私たちはあっと驚く旅、あったらいいなと思う旅、好奇心をくすぐる旅をプランニングし丁寧に正確に手配致します。

更新日:2013.11.20

世界遺産スペシャリストのコラム その9~BUENA VISTA SOCIAL CLUB~

世界遺産スペシャリストのコラム その9~BUENA VISTA SOCIAL CLUB~

 flexblogspecial20131120ドキュメンタリー映画と一言で片づけるにはもったいない、人の機微に触れる奥深い映画、『BUENA VISTA SOCIAL CLUB
は映画館で何回観ただろうか。ひと月間以上、毎週末通った気がする。

 

 この冒頭で主演のライ・クーダーと息子のヨアキムがサイドカーでハバナの街中を駈けるシーンがある。古き良き時代、全く時が止まったかのような風情を醸し出している。革命前の名残のアメリカの古い車?(オールドカー)が、いまでも走っている。おそらく40年くらいの歳月が過ぎているであろうから、その車は長く整備を繰り返し乗り継がれているんだろうことが容易に推察される。(エンジンなどの部品は旧ソ連製などに替えていることも多いそうだが、ボディーは昔のままだ。)

 

  ロードムービーの旗手ヴィム・ヴェンダースが、描いた(撮った)ハバナは見事に、私達にキューバのその時の現在と人々の置かれた状況を知らしめてくれる。又、登場する歌手・奏者達をライ・クーダーが余すところなくそのタレントと魅力を引き出している。

 

 ニューヨークのカーネギーホールでの公演の最後に流れる『Chan Chan』のトランペットの音は、当時の私を本当に勇気づけてくれた。なぜか、毎回そのシーンでは背筋がぞくっとしたものだ。

それからかれこれ14年以上になるか。出演の歌手・奏者だったコンパイ・セグンド、ルベーン・ゴンザレス、イブラヒム・フェレールらの訃報に触れるたびになんとも言いようのない、寂しさに襲われたものだ。

 

 そこに行っても、今は全く同じ光景と人(キューバの人々、歌手、奏者)に会えるわけではないことが分かっていても、いつか行ってみたいと思う気持ちは今でも強い。そして、何より、フィデル・カストロが存命中にキューバを訪れてみたい、と願うのだが、、、、?(かみ)



カテゴリー選択: