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更新日:2014.09.18

世界遺産スペシャリストのコラム その11~世界遺産検定~

世界遺産スペシャリストのコラム その11~世界遺産検定~

世界遺産と世界遺産検定について

 2日後の9月21日、第17回の世界遺産検定が行われます。2級と3級のみですが、1級、マイスターなど上級への認定を目指す方には必須の検定です。受検者の皆様が良い成績をおさめられることをお祈りします。

 

 

 さて、本年6月のドーハでの第38回世界遺産委員会での最終審議後世界遺産の登録総数が1007件(161ヶ国)と1000件を超えました。又、危機遺産の登録総数が46件となりました。この数字こそが、現在の世界遺産の置かれている問題の現状を良く表していると思います。

 

 

 一つは増えすぎた遺産に対して管理保全、モニタリングが出来るのかという問題であり、一つは危機遺産が危機遺産として、当事国、当事者に危機感の共有がなされていないのではないかという問題です。(そもそもその紛争、戦争当事国・当事者などにその感覚を求めるのもどだい無理があるのかもしれませんが)

 

 

 又、世界遺産条約の成り立ちが、第二次世界大戦後のヨーロッパの古い街並みなどの、破壊への反省、そこからの復旧の為の理論的拠り所という要素も一部ある為、従来より、ヨーロッパの文化遺産の数の多さが示すヨーロッパ偏重の問題、その問題の解消に向けては、1994年よりグローバルストラテジーという考えのもと、前ユネスコ事務局長松浦晃一郎さんなどの尽力も大きく、解消に向けて歩み始めているともいえます。

 

 

 但し、危機遺産への登録については、紛争や戦争による要因が約半数近くを占めており、人間の人智での解決策は必ずある筈なのに、それがなされていない、なされる方向も全く見えてこない、非常に厳しい現実があります。

 

 

 翻って、自らはと問うと、アテネのパルテノン神殿やガラパゴス諸島など、世界遺産を訪問するツアー企画等で、ひとつ間違えば、旅行会社としてその遺産へのダメージを与える側に立つかもしれない可能性があることの、ジレンマ。その遺産が観光資源として、長く保全管理されていくことが、自らにも恩恵があることも念頭におきながら、世界遺産条約と世界遺産登録物件の意義と価値を広く人々に、啓発し、問題意識を持たせようという活動も行っている世界遺産アカデミー、並びにその主催の世界遺産検定を当社は微力ながら今後とも支援、応援していきたいと考えます。

 

 

世界遺産検定のホームページに当社代表の声が掲載されました。
http://www.sekaken.jp/voice/nintei79.html

世界遺産検定のホームページ
http://www.sekaken.jp/

世界遺産アカデミーのホームページ
http://www.wha.or.jp/

 

マチュピチュ アンコールワット

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